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若杉峠・ダルガ峰 2013.11.03 ここの所、休日は仕事や急用、そして悪天候と山に出かけることが出来なかった。この三連休も初日だけが好天が期待できそうにないので、早起きして出かけることにした。   若杉峠と聞けば、大屋スキー場の先にある峠を思い出すのだが、同じ名前の峠が岡山と鳥取の境にあることを知ったのは10数年前の事だった。遠いと思っていたが、千種スキー場からすぐだと言うことに気づいた。紅葉が美しいということで興味を持った。 もう一つの若杉峠付近の紅葉は今ひとつの感じがした。それでも、千種スキー場までくるとまずまずとなってきた。駐車場には10台ほどの先客が来ていた。 谷筋の渓流に沿って登り出す。各所に石畳となっている整備された道は、古の往来を感じさせる。第1分岐から左手の尾根に向かって登る。ここも良く整備された観察道となっている。登るにつれて紅葉も鮮やかとなる。尾根に上がるとブナが混じりだし、風が吹く度に落ち葉が舞い降りてくる。 県境尾根に合流する。第2観察路の分岐ともなるが、尾根を東に進む。杉と落葉樹の混じる尾根を緩やかにアップダウンを繰り返しながら進む。北に一昨年の秋に登った東山が見える。あそこの紅葉はすばらしかった。少し下ると若杉峠の側の東屋に出る。 東屋からは東が開け、氷ノ山、くらます、三室山、三国平、駒ノ尾が見える。 峠に下り、谷筋に下る。思いの外緩やかな下りで、石畳の道は歩きやすい。紅葉を楽しみながら歩いていると、あっという間に駐車場に着いてしまった。 次にダルガ峰を目指し、来た道を戻る。峰越峠の手前から西粟倉林道に入る。昨年、三国平に来た時は崩落箇所の工事で登ることが出来なかった。工事も終了しており、幅は狭いが、快適な道となっている。峰から東に広がる緩やかな斜面は一面のススキ原となっていた。 登山道は軽トラが走れるほどの幅で、尾根に向かって伸びている。途中、左手の杉林に向かう作業道が横切っている。正面に小さくダルガ峰のピークが見えた。 伐採地を横切り杉林に入ると県境の緩やかな尾根となる。ここを200mばかり南に進むとダルガ峰の山頂に出る。西が開け、那岐山が周りの山々を押さえて大きく見える。右手には沖ノ山、左手に駒ノ尾が展開す
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牛臥山・海上山  2013.9.22 5月に智頭の篭山に登った時、街をはさんで中腹に電波塔が目立つ山が目に入った。牛臥山と呼ばれる700mほどの山で、ここからさらに東の海上山まで縦走することが多いらしい。あまり高低差はないようなので、新しいシューズの慣らしに出かけた。 道路が整備されたおかげで、智頭までは2時間ばかりで到着した。先週の台風で電波塔への林道が心配だったがおおむね問題はなかった。電波塔の広場に車をおいて歩き始める。登山口のそばには風車と書かれた謎の山小屋と展望台がある。 急踏はあまりなく、落葉樹や松の林の中を歩く。台風のせいか、小枝やまだ青いドングリがかなり落ちているが、道は荒れていない。ただ、古い倒木があちこちで道に横たわっている。所々で、西側の篭山を見ることが出来る。 1時間程で海上山への分岐に出た。時間が早いので、そのまま海上山に向かう。さらに30分ばかりアップダウンをくり返し、海上山に到着する。展望はないが、幼稚園の運動場ほどの広さがある。折り返して、牛臥山へ向かう。 先ほどの分岐からは山頂までは100mもなかった。西に開けた山頂はテニスコートほどの草原となっており、日差しが差し込んで気持ちが良い。眼下には智頭の市街地が見え、駅にはスーパーはくとが到着するところであった。    西には篭山、那岐山、鷲峰山など、過去に登った山々が見える。先に到着していた2グループが下山すると、静かな山になった。耳をすますと、街の音に加え、いまだにツクツクボウシやミンミンゼミの声が聞こえるが、風は秋らしくなってきた。 シューズはだいぶ馴染んできたが、シリオと比べるとかなり固くて重い。その前のハンワグも柔らかめであったので、さらに長時間歩くと、どのような影響が出るか予想がつかない。次は、もう少し標高差と時間を延ばして試してみたい。
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  先週、旧蒲生峠を歩いた。本来の山陰道を探したが、谷を間違え最後は藪こぎとなった。その時は気づかなかったのだが、旧道に出ると、シューズのソールが両足とも剥がれかけていた。持ち合わせていたテープで縛って麓まで下った。   購入して6年経ったので、そろそろ危ないと思っていたが、亀裂や剥がれらしきものもなかった。張り替えに出すにしても、それより古い靴しかないので、サブの靴を買いがてら、購入した好日山荘に近々行く予定をしていた。   秋山のシーズンを前に、早く次の靴を手に入れねばならないので、早速、姫路まで出かけた。丁度、新商品の入れ替え時期に当たり、現行モデルが安くなっていた。6年前に欲しかったが、足に合わないのであきらめていたアルパインクルーザー2300を履いてみると、今回は何ら問題が無く購入することにした。シリオも張り替えに出したが、こちらがサブのシューズに格下げになりそうだ。   10年以上使って、グリップに亀裂が出来たストックも、部品がなくなってきているので、新調した。散在してしまったが、モンベルが入っている大型店舗のキャンペーンで、3000円の商品券をゲットしたので、予算との差額はわずかだった。   さて、これらの用品を次に買い換える時は、私はどうなっているだろうか。たぶん、この次のもので、山も終わりになっているだろうな。慣らし歩きは、台風で来週になりそうだ。
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烏ヶ山  8月11日 大山の周りにある山は個性的な山容をしているが、この山も実に個性的だ。外周道路を通るたびに目を引く。鳥取西部地震後は使用禁止になっている登山道だが、多くのレポートで、危険箇所は安定していると言うことだ。 杉林からブナの混じる灌木帯へと変わると、傾斜は一気に急になる。しかも笹が道に覆い被さり歩きにくい。等高線に垂直に交わる道はドンドン急になっている。おかげで、落ちる前の枝に付いた状態でブナの実を見ることができた。汗は止まることなく噴き出し、今までになく水分補給をした。 南峰直下まで登ると、大きな岩が転がる狭い尾根に出る。慎重に足場を確保しながら半分ほど登ると、山頂の先に大山が現れる。ここまでの苦労が報われる瞬間である。岩場を登り切り狭い尾根を進むと、大山全体が見渡せる。一度鞍部に下り、切り立った岩場を登り切ると、山頂となる。視界が良ければ360度パノラマだが、残念ながら蒜山がやっと見えるぐらいだ。 下山は南峰の岩場の途中から、北側の枝尾根に向かう。ロープが張られた急な斜面を一気に下る。足下が滑りやすいので要注意だ。きつい下りを終え、1200mのピークを過ぎ、東にコースを変えると、傾斜は徐々に緩くなり、ブナ林の中の快適な道となる。やがて前方から車の音が聞こえるようになると、峠道にでる。 この山は、日差しのきつい夏場は適さないように思う。熱中症までは至らなかったが、途中で動きが悪くなることが何度もあり、同行してくれたMさんには迷惑をかけた。紅葉の頃がベストだと思う。また、初心者にも勧められないように感じた。
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瀞川山・十石山   8月 4日 6月に東里山に登ってから、何やかやと忙しく、山から足が遠のいていた。時間が出来たので、久しぶりの登山を考えたのだが、近場で、そこそこ高さがあって、歩きやすい、という条件で探すと、なるとなかなか適当なものがない。地図を眺めていると瀞川山が目に入った。 瀞川山は、高校1年の野外活動で、兎和野から登った。その時の記憶はほとんど無く、その後は大幹線林道が開通し、わざわざ登りの出かける対象ではなかった。ただ一度だけ、3月にスキーで登ったことがある。 木の殿堂に車を置いて、まずは十石山を目指す。思った通り、広葉樹の中の歩きやすい道だ。時々木の間から蘇武の方向が見えるが、展望はほとんど無い。45分で十石山に着く。木々に覆われた山頂は展望は無いが、平らで静かだ。ゆっくりと休憩したいところだが、虫がうるさくつきまとうので早々に林道に向けて出発する。 少し下った後、ゆっくりとした登りを30分ばかり続けると、大幹線林道にでる。ここから山頂直下まではほぼ直線の道を1キロばかり歩く。杉とカラ松が入り交じった林が両側に広がるが、重機が入り木々を間引いている。休日なので作業もなく、鳥と蝉の声だけが聞こえる。 林道が大きくカーブする手前から、最後の登りに入る。と言っても5分ほどの登りで、東側が切り開かれた細長い山頂に出る。南から鉢伏、氷ノ山、宍粟北部の山、藤無をはじめとする養父、朝来の山、東は妙見、蘇武、白菅、三川と並んでいる。ハチ北の民宿街から、合宿中のブラスバンドの演奏が聞こえる。 午後は雨が降り出すというので、そこそこに下山を開始する。久しぶりの山で、動きの悪かった足も、ようやく慣れてきたのか、下りはスムースに歩けた。1時間15分で木の殿堂に到着すると同時に雨が降り出した。
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東里ヶ岳   豊岡市但東町の東里ヶ岳。以前は坂津から上がる峠道から、愛犬クラノスケと伐採地のネット伝いに登った。何年ぶりだろうか、東里の集落から登ってみた。植林のジグザグ道で尾根に取り付き、ひたすら登った。高度を上げるにつけて展望が広がって行く。2時間ほどで懐かしい山頂に辿り着いた。北から東側の展望が開け、以前勤務してた但東北中の校区が一望できる。大江山、天橋立、磯砂山、依遅ヶ尾も見える。西は一部が切り開かれ、床ノ尾連山が正面に広がる。    下山は北西の枝尾根を下る。しばらく下ると、反射板があり、三川や蘇武岳が見える。ここからは道が無く、尾根を外さずに北へ進む。右下に流れが近づくと登りに通過した送電線が見えてくる。まもなく東里の集落の外れに辿り着く。
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青葉山 2013/6/1 以前登った時は、300m以上は雲に覆われ若狭湾が見えなかった。今回は同じメンバーでリベンジ登山。道は記憶していた以上にきつかった。しかし、若狭湾や南側に展望できる、山並みは満足。啄木鳥の仲間の巣を見つけ、幼鳥の声に癒された。